clusterと私

この記事はクラスターのカレンダー | Advent Calendar 2023 - Qiitaの13日目の記事です。

前日の記事は @FUKUDA_concrete さんの「Cluster Creators Guide運営四方山話」でした。

はじめに

こんにちは!クラスター社で Unity エンジニアをしている tobya です。今回は私が cluster をどう楽しんでいるかを振り返っていこうと思います。

バーチャルでの体をもつ

バーチャルな世界でも体をもつというのは大変なことで、最初私は自身でアバターを作っていましたが中々うまくできないことがたくさんありました。そこで、今は REALITY で作ったアバターで元気に走り回っています。

Winter illumination 小さな街の大きなツリー

cluster 内での私は稀に声を出すことがあって、自分のアバターにあった声を選びました。どうやっているかというと

を使用して、自分の喋った内容を文字にしてVOICEPEAKに読んでもらっています。導入方法はこの記事が詳しくて、大変参考にさせていただきました。

そして、これはVRだけの話になりますが、バーチャルの体というと私が好きなのがVR感覚です。VR版でログインしているときに、湯気が出ているお鍋やラーメンに手を突っ込んだりすると、現実の手が温かさを感じます。

小小的海底世界

上の画像は初めてお鍋に手を突っ込んだ時の様子です。このときはまだVR感覚という言葉を知らず、手が熱くなってとても驚きました。VR感覚は人間のバグをついているようで面白いと思っていて、上の画像の時以来、湯気が出ているものを見かける度に手を突っ込んでいます。

人・イベントに出会う

夜、 cluster のロビーに入るとたくさんの人がいて、集まりに入れてもらうと楽しいです。この日はクリスマスが近く、サンタ帽子の鳥さんたちが集まっていました。

また、ロビーには演奏をしている人もたくさんいて、見かけたら喜んで聴きにいっています。 ロビーの演奏は突発的なものも多いので、出会えた日はラッキーだと思って嬉しくなります。

演奏するということでいうと cluster には多様なイベントがあって、どの日もイベントがあります。私の場合は予定が空いた日に突発的にイベントを覗きにいきます。

club SISTERS★

私がよく行くのが音楽ライブや DJ イベントで、エモートやコメントで一緒に盛り上がれるところが特に好きです。

自分で作ってみる

最初にも書きましたが私はアバター制作で上手くいかなかったことがあり、もっと小さいものを作るところからやり直してみています。最近は非公開のワールドに自分で作った小物を置いて楽しんでいます。

小さく始めるというと、ワールドクラフトのクラフトアイテムも小物を作るのと同じ感覚で手軽に始められて、とても気に入っています。これはベータ機能が実装されたときに私が作ったブラックホールです。あらゆるアバターを引き寄せるだけのシンプルなスクリプトです。

ところでクラスター社ではミーティングルームをワールドクラフトで作っているチームも多く、私の所属するチームもそうです。そこで、このブラックホールを勝手にミーティングルームに設置するいたずらをしていました。一応迷惑にならないように引き寄せの力を弱めにしてあるため、上手くやるとアバタースイングバイのような動きもできてみんな楽しそうでした。

これからやってみたいこと

人を非公開ワールドに招待してお茶を点ててみる:

非公開ワールドに小物を置いていると書きましたが、かつて現実のクラスター社にあった畳スペースもそのワールドに作ったりしています。畳スペースをつくるとお茶の道具やそれを動かすスクリプトもつくりたくなってきて、最終的には誰かを非公開な空間に招待してお茶を点てるのも面白そうだなあと思っています。

気持ちの良いインタラクションを作ってみる:

最初はバットを振って飛んでくる球を打つ、そのときに音がして気持ち良い感じにできるかというところから始めようとしています。その後はバットにあたった物が壊れるなど少しずつレベルアップしていきたいと思っています。

さいごに

ここまで読んでいただきありがとうございました!こうしてみると、私はまだまだ山の登り始めなんだという感じがして、ワクワクしてきますね!

明日のアドベントカレンダーは@rizumiさんがなにか書きます。それでは、みなさんよいクリスマスを~!